生きること

2004年1月30日
ゆるやかに流れゆく時の中で平凡に過ごす日々。昨日も今日も変わらず、そして明日さえ当たり前のように訪れるコトを信じる日々。
しかし、変わりゆくモノが世の常。

儚きモノ、存在。

形あるモノはいつか消滅する。
始まりは終わりの前兆。
・・・そして、消滅は誕生の予感。


そんな言葉なんて綺麗事。

喪失感は悲しみさえ消失させた。


悲痛なメール、すぐさま電話する。
沈んだ声のまこっちゃん。

それでも強く「やりましょう!」と言う。
強いのでも、冷たいのでもない。
自覚してるんだ。
固い決意がカレを立ち上がらせて居るんだ。
見習おうよ。

カレの辛さを受け、そこに自分の喪失感も加わり・・・どうにも処理できなくなったオレはこぼすしかなかった。

それが過ちだ。

受けた人が泣きまくる。
そして、こう言う時にも泣いてはダメなの?と聞く。
なんで笑えるんですか?と聞く。

でもな、誰が一番泣きたいの?
そう言う現状を受けて誰が・・・一番重いの?


ただ、悲しみに泣くのは自分の感情。
堪えなきゃならないのが・・・、辛いが耐えなきゃならない時もあるんだ。

アナタの涙は・・・オレの傷。
ゴメンな。

オレの見識の甘さだ。
話すべきではなかった。
男二人で処理すべき感情だった。

残された俺たちは・・・生かされたんだ。
生かされてるんだ。
生きてるんだよ。
本当にドウしようもなくて、悲しみに暮れて過ごす人を思うと・・・。

人の運命の酷さ。
去る人を見送り、残された自分たち。

生きるコトって何。
生きていることは何なのか。

だから、やる。
本来なら見て頂きたかった舞台を磨き上げる。
多くの出会いに支えられて、運命の恩寵の中生きている自分。
そして様々なコトをやらして頂ける自分たち。

だから・・・頑張って。
乗り越えて・・・。
でなきゃ、オレが消えちゃうよ。

俺たちは生きてるんだ。
嬉しいコトじゃないか。
だったら、責任感じて・・・立ち上がろうよ。
待ってるよ。
ご冥福をお祈り申し上げます・・・。

そっと喪に服し、心の中で泣き叫びながらオレは先に進みます。
もう一度言う、・・・待ってるよ。

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