ゆるやかに流れゆく時の中で平凡に過ごす日々。昨日も今日も変わらず、そして明日さえ当たり前のように訪れるコトを信じる日々。
しかし、変わりゆくモノが世の常。

儚きモノ、存在。

形あるモノはいつか消滅する。
始まりは終わりの前兆。
・・・そして、消滅は誕生の予感。


そんな言葉なんて綺麗事。

喪失感は悲しみさえ消失させた。


悲痛なメール、すぐさま電話する。
沈んだ声のまこっちゃん。

それでも強く「やりましょう！」と言う。
強いのでも、冷たいのでもない。
自覚してるんだ。
固い決意がカレを立ち上がらせて居るんだ。
見習おうよ。

カレの辛さを受け、そこに自分の喪失感も加わり・・・どうにも処理できなくなったオレはこぼすしかなかった。

それが過ちだ。

受けた人が泣きまくる。
そして、こう言う時にも泣いてはダメなの？と聞く。
なんで笑えるんですか？と聞く。

でもな、誰が一番泣きたいの？
そう言う現状を受けて誰が・・・一番重いの？


ただ、悲しみに泣くのは自分の感情。
堪えなきゃならないのが・・・、辛いが耐えなきゃならない時もあるんだ。

アナタの涙は・・・オレの傷。
ゴメンな。

オレの見識の甘さだ。
話すべきではなかった。
男二人で処理すべき感情だった。

残された俺たちは・・・生かされたんだ。
生かされてるんだ。
生きてるんだよ。
本当にドウしようもなくて、悲しみに暮れて過ごす人を思うと・・・。

人の運命の酷さ。
去る人を見送り、残された自分たち。

生きるコトって何。
生きていることは何なのか。

だから、やる。
本来なら見て頂きたかった舞台を磨き上げる。
多くの出会いに支えられて、運命の恩寵の中生きている自分。
そして様々なコトをやらして頂ける自分たち。

だから・・・頑張って。
乗り越えて・・・。
でなきゃ、オレが消えちゃうよ。

俺たちは生きてるんだ。
嬉しいコトじゃないか。
だったら、責任感じて・・・立ち上がろうよ。
待ってるよ。
ご冥福をお祈り申し上げます・・・。

そっと喪に服し、心の中で泣き叫びながらオレは先に進みます。
もう一度言う、・・・待ってるよ。

日曜の夜に知った事実。


土曜公演は本人達がへこむほどの失敗だった。
日曜は皆が美しかったと言うほどのデキだった。
・・・様式美故に肩はこったらしいが。


何か、残念。


ふと夕べから以前の舞台の稽古日記を読んでいます。
あのとき演出家が言った言葉を懐古し、できた舞台を回想し、今回見たモノとの共通項を模索。


「観客ではなく、聴衆としての意識。台詞の調べを聞かせたい。」
やっさんが「台詞の流れが歌のようでした・・・。」と感想を述べた。


そう言うことか。
ついでに懐かしい創作活動の爪痕「BBS」も眺めた。

今だにカウンターが進んでいる。
稽古日記も読んで頂いているのだろうか。
興味ある方は見つけてご覧下さい。

芝居の名前が分からなければ探せないか・・・。


あの頃の葛藤、今はどういう状況なんだろう。
また、同窓会みたいに笑顔で再会して演劇トークできるんだろうか？

今回の舞台、キャストの人に聞いてみたいこともあった。
皆さん頑張ってますね！って言葉を掛けたかった。

なんか、最近そう言う虚しさもある。


もう、無理なのかな？
演劇に対して、知恵を巡らせるような語り合いをしたい。

右脳が爆発して、左脳がグルグル処理回転するような。


先日、友人の理科の先生が本を書いた。
貰って読んだらワクワクした。
でも、所詮はオレ。
国語脳な人には・・・？

でも楽しく読んだ。
そしたら疑問や納得を感じた。

で、メールした。


ロングメールのやりとりに知的好奇心が満たされるのを感じた。
幸せだった。

彼女の邁進する姿勢は刺激になる。

オレも・・・頭をフル回転させるような創造や論理構築をしたい。


以前の稽古日記や個人HPでの作詩や哲学的評論みたいな。

今、あの頃右脳を刺激してくれたような人が居ない。

みんな音信不通。


なんで・・・？


あ、そうか。
オレが連絡してないからか。
お互いそう言うマイペースさゆえの現象か。
慌ただしいし、夜も頭はナニカを考えながら寝ている。
朝起きるとナニカが生まれるのを感じている。


でも、満たされない知的好奇心。
一人でため込むだけではダメなんだな。

ダレカとの論議が楽しいんだな。
知恵をぶつけ合いませんか？

1／24（土）


稽古をサボって観劇へ。
去年の舞台で一緒した仲間の舞台です。

「女中達」
顔なじみも多く、不思議な感覚。
ウチのメイン女優を伴っての観劇。
刺激になりました。

午後はその子と読み聞かせ。
子供のパワーに押されて疲弊したみたい。
また付き合わせるから・・・頼む負けるな。
子供に対応しきれないのは甘いぞ？
1／25（日）


長老の誘いに乗って池袋にて観劇。

「仮名手本ハムレット」
あー、さすがに見応えあるな。
内容は演出とはナニカを考えさせられた。
役者の動き、歌舞伎的な動きと普通の動きの使い分け。
女形のなめらかさ。
勉強しなきゃ・・・。

ダレカは・・・帰り黙り込むし。
茶でも飲まないと言ってとにかく休憩。

そしたら・・・堰を切ったように話し出す。
演劇への思い、現状の物足りなさ・・・。

的確だよ、何も言い返せない。
同時に自分のソフトの足り無さを痛感。
経験と知識。
それは長老が・・・。

あ、長老も一緒でした。
元気そうでした。
でも、絶対安静は後二日あったはず？


彼女も自分を試したいんだろうし、勉強したいんだろう。

貴女の気持ちはよく分かった。
お互い伝わり合ったのかな？
オレの演出に必要な人。
貴女の成長はオレの喜びさ。

頑張ろうな！
旗揚げ・・・絶対に成功させるよ。

アイデンティティーとは？
そんな話を昼間する。
自分の世界しかない「I」、せめて「WE」しかない奴らに話すには高度かもしれない。

自分たち以外は全て背景な生き方。


そう言う反面で「私らしさ」を探す旅に出る奴らもいる。

「私らしさ」探しを「個性」探しなんて言うと何か弱く感じる。
個性のないと感じている奴らの方が個性的かもしれない。
周囲に迎合しただけの派手さは個性なのか？
個性って何だろう？
自己認識の模索中に出会う言葉。


「私が私であるために」
つまりは私が私以外のナニモノでもないと言う自信。
私が私として他の誰でもなく、私として生き続けていく自信。

そんなのを明確に感じる時はなかなかない。


ただ、自己認識を自己満足と勘違いしてはいけない。
自分以外の他者を認識することで、他者ではない自己の確認に繋がる。

主体性を保つことは、自分本位ではない。
積極的な他者認識を行い、その上で自分はどうするかの判断をしっかり持つことが主体性である。

それでもやはり「自分はどうしたいのか」を明確につかむことが大切なんだろうな。
自分の生き方に責任を持ち、楽しんでいくキモチがないと先には進めない。
流されていくだけ。

自分がこうしたいと思い行動し、その中で自信が確信に変わる瞬間。その時初めて明確に「自分らしさ」を理解できるのかもしれない。

結果はドウであれ、感じる考える行動する。
そして描かれた「生き様」に魅力がある。

自分がどうしたいか。
自分でない他者を認識しながら主体的に行動できた時ナニカが始まる。

稽古に顔を出したがっているのにいつも参加できない長老。


いきなり職場にファックス届く。

「絶対安静、一週間療養、みんなにヨロシク」
それしか読めなかった。

え？
死ぬの？
マジで？


不吉なことを考えブルー。


稽古は先日とは比べられないくらいテンションが低い。

俺自身、風邪気味で声でないしダルイしで・・・。
スマナイ。
明日には回復させるよ。
2／29の公演のチラシがやっと完成。

まぁ、徐々にね。

デキナイとは言いたくない。


だから勝手に特訓。
みんなの前に立った時、いきなり出来ていたい。


そんなのが、今のオレのプライド。

今日は午後から客演劇団稽古。
本番舞台を使っての通し稽古・・・のはず。
・・・あり得ない！
キャストの不参加・・・4人。
一体何のための舞台通し稽古なの？


そんな現状もあって、オレも午前はジムでボクシングエクササイズをやってから参加することにした。

入念な稽古前アップは13時からの稽古に14時参加させた！


・・・ヤルキあるんだか、ないんだか微妙なオレ。

舞台の上で熱心に稽古。


一瞬、気が抜けた。


その瞬間感じては行けない衝動。


・・・この舞台に、積極的に人を誘う気ないな。
つーか、来なくていいや。
不覚。
役者として、感じてはいけないことを考えた。
・・・それが本心なんだろうな。
義理だけがオレを支えている客演。
舞台を今から降板する勇気がないだけかも。


負け戦と知っていて、しかも正義は敵ある戦に一人つっこんでいく。

義理以外ナニモノもないじゃん！


チョイと五稜郭の土方を思い出す。

「オレが新撰組だ！土方参る！」

アレは格好良い！

でも、オレの現実は義理に負けたのか勇気がないだけかじゃん。

ココロのどこかに・・・ナントカできるって自信があった。

どうやっても無理な事ってあるんだなぁ〜。
こんな事劇団員に言ったら、あきれられるんだろうなぁ〜。

前日、賭したしね。

13〜17時の稽古中、正味1時間の芝居を何回通せるでしょう？ってね。


みんな0回っていうし！

しかも正解だし！　（爆


10シーン中、1〜5を二回返しただけ。


あり得ないから！マジで・・・。

みんなには言えないなぁ・・・。
ん？


日記に書いたらみんな読むじゃん！

あり得ない状況をあり得ない場面であり得ないことをしました！


・・・いえない♪

役者の成長は嬉しいモノ。
きっかけが何でアレ、嬉しいモノ。
頑張れよ！
いい顔になってきたよ。
素直が一番♪　（何が？


会談後、しっかりやれるトコを見せたいと決意も新たに頑張ることにする。

現有戦力は「白紙」な奴らばかりなんだよ。
だから、これからどうにも染まるんだよ。
一緒に頑張るんだよ！

ダメか？
いいじゃんか。

今できることを精一杯。
高望みする、しないじゃない。
やれることをやるんだ。

で、出来たモノをみんなに見て貰おうよ。


オレが演出家として出来ること・・・。

真如＆つっちー・・・ヨロシク。
オレのイメージを形にするのを手伝ってくれ。


いつか強力な援軍も来るかもしれない。
その時に、あなた方がもっと強力になっていることを期待する。


・・・でも、参謀は必要だよなぁ〜。

自分が劉邦の気でいたが・・・。
関羽に張飛に趙雲まで！
でも、指揮するひといないじゃん♪

あら、劉備軍・・・。


一人でやれるだけやろうと思ったが・・・無理！
そんなワンマン主宰にはなれないや。
つーか、ヤダ！


曹操にもなれやしねぇ・・・。


諸葛亮を捜すか育てるか・・・。

まぁ、いねぇもんはしゃ〜ねぇ。
輝鈴殿に負担を掛けて申し訳ない。

でも、胎動を感じた今夜でした。

今夜は妙に多忙。


抜け駆け、劇団員には秘密の特訓を行う。
いつか話すね♪


レベルアップは間違いない！
ライフルボイスを振り回すのはもう辞めた。
役者として・・・喉は大事だよ〜。
・・・会合。
去年の舞台の美術監督さんと対談。


勉強になる。

今後もお時間の許す限り助言を願うつもり。
デキナイなら出来るようになるだけ。

でも、先達はあらまほしきかな・・・・


がんばろっと。

稽古の参加人数が微妙・・・。


美術さんがお疲れだし、一人は旅立つし・・・。
悲しい限り。


また、いつか・・・いつでも遊びに来てください。
長老は近所の不幸で参加せず。
輝鈴大佐は古傷治療で不参加。
姫はお仕事。


キャスト二人は遅刻・・・。


丞相は一人で会場作り。
はぁ〜・・・。

そんな中、演出家としての意識確認。


稽古後劇団の中枢を担う方々との会談。

総帥ハクイ、丞相真如、元帥まこっちゃん、少尉やっさん・・・以上4名。


意思の統一を図り、主宰としてのお願い、演出に徹するための依頼を話す。

シンプルに、熱意を持ってしっかり言葉にする。


今後、各自が意志を強固に持ってもらいたいわけで。
オレの独りよがりな劇団ではなく、各自のヤルキによって成り立つのが前提だから。
この四人での検討をしっかり行いたい。
ただ、責任転嫁ではない。
決断はしっかりオレがする。

でも、みんなに協議を量る。

いいよな？


丞相は会計を見事にこなし始めた。
元帥はシンセを新調。勝負に出た。
少尉も覚悟を決め、燃えている。

こんな仲間がいれば・・・心配ない。

そこに輝鈴が・・・。
軍師は辞退されたし・・・。
良いよ、大佐で。
シャアだって・・・大佐さ。
ん？撃たれる？

相談役に長老と姫。


キャスト陣をしっかり鍛えて、いろいろ引き出すゾっと♪


なんだ、素敵な仲間がいるんじゃん。
心配ない。


今夜、オレは素直に思いを話した。
そして、同意を得られた。


意思の通じた連帯に近づいた。

楽しさを感じる瞬間。
明日は客演劇団の稽古。
がんばろっと。


・・・でも、まだまだ共謀者欲しいのが本音。
欲張り・・・？
いやいや、当然でしょ。

人生上手くばかり行かない。


姫と長老の立場について議論。

以前の舞台で演出家とカナリやり合った実績ありだから。


「アナタの演出プランとずれた時どうするの？
意識の低い役者を連れてきて、使えと言われたらどうするの？」


・・・心配はもっとも。

でも、決断は責任を持って私がします。
いろんな人を参謀とし、仕事を割り振ってるのは責任転嫁ではないですから。

やりますよ、当然。

信頼しただけです。

今後の稽古日程の変更の方が・・・心配。
会計に負担を掛ける結果に・・・。


すまん・・・丞相。


丞相を補佐し、総帥と映像観が合う人の参加。
通称「ココロの栄養士」。

彼女の参加は・・・チョイと楽しみ。

明日も稽古。


微妙な葛藤を持ちつつ・・・明日に。

夕べから朝方までいろんな方とメール。
その中で以前一緒の舞台に立ちお世話になった方からこんなメールを頂いた。

「劇団を作って、やる方が…最初は色々あるかも知れないが、お互いの気心が分かってきて、やりやすい！と言うのがでてくるケド…5年も経つと、それが【なーなー】になって…勢いがなくなってくる。…と、つまらなくなんだよなぁ。
好きな役者集めて、っても…うまくハマればいいけど…野田マップも最近は、あんまおもしろくないよ。今回も観に行くけど、どーかなぁ…。」


・・・あ〜ね。


結論、劇団は結成当初のテンションと勢いを失わないように。
ユニットを組む場合は外すと痛いよ、ってことね。


なら、素敵な劇団になるようテンション上げて行こうっと。
なんだ、そんなことか・・・。


主宰って立場がウザイと感じる。
それも一人で背負い込み過ぎなんだな。

よし、軍師を置こう。

長老が引き受けてくれた。


参謀が多い方がイメージの具現化がしやすい。
選択肢が増えることは幅の広がり。
しっかりとした決断さえ出来れば問題ない。


美術装置についても頼りになる人を訪ねよう。

一人ずつ協力を願い、学んでいこう。


なんか焦りがあった。


一歩ずつ、しっかりとした礎を築く時期なのに・・・。
オレが戸惑ったら志気に影響する。
立派な人たちが居る。
素直に教えを請う姿勢、謙虚さを忘れてはいけない。
始めたこと、言った言葉に対して誠意を欠くことはできない。


だって今回の舞台にこけたって死ぬわけでないし。
失敗は成長の第一歩。
生きてれば見返すチャンスもある♪
がむしゃらに生きる。
とにかくヤル。

演劇が好き。
それを人に見て頂きたい。
で、楽しんで貰えたら最高！

そんな瞬間がすげぇ楽しい☆


何をやりたいか、何が出来るかなんてそのうち分かるかもしれない。

今は演劇が好きで、やりたいからやるだけ。


そんなシンプルシンキングに至った。


ココロの栄養士さんに感謝？

明日から何も考えないでやろうっと。
細かいことは長老にお願いしよっと！

ただ、責任と誇りは持ちたい。
そういう熱意は必ず表現に影響するからね。

あ〜、すっきりした☆
考えて、結局至った答えの単純さが可笑しい。
でも、楽しいよ。


劇団の皆さん、今後ともヨロシクネ。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

今日は「おいおい連休なのに仕事ばっかかよ？たまには出かけないとヤバイよ！だからプラプラ」な旅に出かけました。

とにかく東へ・・・。
久々に人の運転というのは・・・なんか楽しいね。


佐野厄除け大師〜ラーメン〜出雲大社〜映画
厄を避けて、縁を求めて、映画で吹っ切れる。

旅の細かい行程は別HPにて・・・。


久々に映画を見た。
「ラストサムライ」・・・。


・・・すげぇ！


それだけ。


かっこいい、感動した・・・なんて言葉がチャチに聞こえる。


渡辺謙・・・。

10数年前、「天と地と」という映画に上杉謙信で出るはずだった。
なのに病気のため降板。

その後は様々な出来事に見舞われ・・・。


待ってました！
頭を丸めた甲冑姿に、かつて見られなかった謙信の姿を重ねられた。
やっぱりすげぇ迫力あるよ。
男として、役者として惚れるね！


なんであの映画をアメリカ人が撮れるの？
日本人の微妙な感覚を的確に表現しきった。

・・・すげぇ。

ハラキリの意味を、日本人にさえ理解させてると思う。

今、人間がどれだけ生きることに責任と誇りを持てるのだろうか？
生きることが軽い。
がむしゃらに生きてるから、死ぬことを重く考える。
だから、死に場所を選ぶ。

今簡単に人が死ぬ、命が奪われる。
生きることが軽いからだろう。

仕事にしたってそうだ。
どれだけの人が、自分の仕事に責任と誇りを持って取り組めているだろうか？

まずはがむしゃらに生きてみる。
生きている意味を考えてみる。

そんな中で自分に誇りを持ち、誠実さを追えるか・・・。
これが人間としての根底にあると思う。

武士道なんて言葉で表せない生き様を見せつけられた。
全身が昂揚した。
葛藤のさなかの出会いだからなおさら。
ナニカ表現をするのはその先のことかな？

とにかくがむしゃらにやることから始まると思う。
頭が先行しすぎると複雑になるだけ。

単純なことだった。

悩むのは選択肢が多いからか、選択肢が足りないかのどちらかでしょ？


最近、自己顕示欲が強い役者が多い気がする。
そう言う人に限って不勉強から「選択肢」が少なく、自己満足な演技に終始している気がする。
それでは演出家のイメージを形に出来る演技は望めない。

やはり、迷う前にまずは行動。
選択肢を段々増やしていって欲しい。
こゆきの演技は日本女性の控えめさと色気を見事に表現していた。
美しい・・・。
ラストでの表情・・・。
目線、口元・・・。

アレなんだよなぁ〜。

そんなこと言ったら渡辺謙の親子のシーン。
父親から武将に戻る表情。
小山田シンの子供から男の顔になる瞬間。

大事だよなぁ〜。


有意義な一日。
映画を見て、演劇者として学ぶことも多い。

その前に・・・、オレもレオパレスだが・・・藤原紀香ついてなかったぞ？
いきなり、意味不明。

なんか、オレの書く文は劇団員にさえ理解に苦しむ内容らしい。
そりゃあ、そうさ。分からないように書いてるんだもん♪　（爆

裏事情を全く知らない人には・・・どう通じてるんだろ？

・・・え〜、主宰と演出と役者のこなし方。


「自分を楽しんでる？ウエートの置き方はどうなってるの？」
そう言われても・・・。


結局、彼が別劇団に参加したのは劇団に対する考え方の相違かな？


劇団には自由度がない。

一言で言うとこういう事かな。

演劇に対するスタンスの違いが表面化してきて、それが劇団運営にも影響してきた。

求めるモノが違うのかな？

ただ、彼は役者として楽しむこととスキルアップすることを望んでいる。
さすがに内部事情、詳しくは聞けなかった。
が、内容の伴わない有名化は嫌だったのだろう。

演劇が好きな仲間と好きなように演劇を楽しみたい。


そう言うことなんだろう。


先を見るあまり、足下を見失うのが嫌だったのだろう。


誰だって自分の劇団の名が知れ、観客がたくさん足を運んでくれたら嬉しい。

ただ、自己満足に終わっていたら悲しい現実。
彼は情熱はなくなったと言いながら「ナニカ」を求め、旅だった。

キングカズみたいに・・・。褒め過ぎ？


挑戦するキモチ、目的を持って進むキモチ、・・・何より楽しむキモチを失っていないようだ。
思った・・・。
彼は役者でありたいんだな。
主宰や演出の意識はないのかも・・・。


オレは役者でありたい。
舞台でナニカを見せ続けたい。
でも、最近演出の面白さが見えてきた。

さて・・・。


野田秀樹ってスゴイよな。
全部こなしてるモンな・・・。


野田地図か・・・。


彼は自分のやりたい舞台をやりたい仲間とやるためにアレを作ったんでしょ？

劇団を越えて、興味ある役者集めて・・・。
それは実力ある人が、実力ある完成された方々を集めるから可能なことさ。


劇団って何だろ？

ただ、劇団公演を重ねる中で培われる共同幻想ってあると思う。
それは役者同士の掛け合いに影響あると思う。

劇団って好きな芝居を思いっきりやるための集団でしょ。

なんで演劇観の違う人が同じ劇団に居るんだろ？


そりゃあ、時々他団体交流によるユニット的公演は刺激だろう。
でもさ、根本は何なの？

関わりたい劇団を選択しないのが問題？


演劇観がズレても、人間としの興味関心が大きく食い違わなければ一緒にやれる。
それは劇団の表現に幅を持たせるから。

お互い演劇者である前に人間だと思うんだが。
人間として、ちゃんとお互い見えてるんだろうか？

いらないのかなぁ・・・こういう感覚。


「演劇は楽しいモノ」、彼はこう言った。


つまり、劇団が楽しくなくなったんだな。

ただ、芝居がやりたいだけで集まった集団？
その前に人間同士でも楽しめたら・・・。

そう言う中で意思の通じ合った連帯は生まれるんだろうな。
そしたら、劇団はもっと楽しいんじゃないカナ？
そういうホーム劇団を持ちながら客演や、他団体交流によるユニットも勉強になるんじゃないかな？

劇団は不自由じゃないと思う。

演出しながらでも、劇団員の意思の疎通が出来てれば・・・役者参加可能だと思う。

演出なんてやれば楽しいだけで、理想だけではやってられない。
最低限の責任が生じるから。

でも、演劇が楽しいと思えなくなったら終わり。
表現する資格さえない気がする。

その前に自分のあり方だよ。
表現するヤツが輝いてなかったら、生まれる作品に光はないから・・・。


彼は色々な肩書きをはずし純粋に演技を楽しみたくなったんだろう。


なら、いつか彼とユニットを組んでオレもやってみたい。

オレはオレのやりたいモノを作る。
余計な気遣いや妥協はしない。

義、仁、礼・・・。


義が過ぎれば固くなる。
仁が過ぎれば甘くなる。
礼が過ぎれば弱くなる。


もういいや、何でも。

オレが興味持った方々に声を掛け、誘いに乗ってくれた方とやっていけば。
・・・ところで、オレは何を悩んでいたんだろ？

土曜はダンスレッスンの日。


しばらくジャズダンスでいきます。
一人キャスト来ないし・・・。

まぁ、仕方ないが。


・・・お待ちしてました。
そんなことは絶対に言えない。
え？言ってるって？


ただ、今回の葛藤は責任者として弱すぎ。
ここは位を下げて総帥を返上で・・・。

演出だけに肩書きを減らしましょう。


総帥は空席にします。（おいおい・・・


なんだろ・・・、まだすっきりしないや。


明日の主宰会談で何かをつかみたいな。
ん？


あ・・・、主宰の地位は今返上したバッカやん！

仕事終わったあと、肉を食いに行った。

食い放題だった。
ホルモンがマニアックに種類豊富の店。

ホルモン系は焼けたかよく分からないのが難点。
でもさ、モツ焼き屋だからいいんだが、モツ系で腹一杯になるのも焼き肉食べに来た実感が少ない。

がっつりカルビを食べたかった・・・。

その後腹ごなしに発声練習に。

・・・単なるカラオケですが。


普段歌わない歌をテーマにシャウト。

「木枯らしに抱かれて」を歌いたくて仕方なかった。
何でだろ？

相手は「月の雫」で来た。


「切ない片思い、アナタは気づかない」

「会いたいと思う気持ちは〜」
なんだ・・・この微妙な歌いあわせは？
だからミスチル「HERO」、GRAY「HOWEVER」で・・・。


終わりが相手の「もらい泣き」・・・。


特に意味ないんだが、話を作れそうな流れ。


明日もガンバろっと☆

小さな花咲く日を夢見て・・・。

止まない雨がないのなら、いつかまた輝く太陽に出会うだろう。

その日差しを浴びて、深呼吸一つ。

太陽の匂い感じて笑おう。

笑った先には・・・。


「信じ続ければ思いは叶うから・・・」


どうしたハクイ？

（個人HPから続く・・・）

今日の事件はまだあった。

県内劇団のW。

友人が主宰をしている劇団。
オレが劇団を作るという選択肢を与えた男。

前回の舞台にカレがいなかった・・・。

その理由判明。


そこの劇団の人が同じ職場にいる。

「今度○○の芝居見に行ってあげて。」

・・・へ？誰のトコ？

「ウチの主宰だったKさんの劇団よ。」


意味分からない。
おたくの主宰でしょ？

・・・は？

「ウチって主宰二人いるでしょ？前回の舞台で舞台の作り方で二人がやり合ってね・・・。彼出て行っちゃったのよ。」


で、劇団をまた作ったの？

誘ってよ〜・・・、おっと。
ん？

それって、オレが「空路。」出ていくようなもの。


複雑な人間関係。
まぁ、あそこは劇団員仲があまり良くないからな・・・。


しかし、複雑・・・。
なんか、妙に寂しさを感じた。


意志の通じ合った連携。

そんなモノを楽しめる劇団を作りたい。
ただ、それだけ。

ウチはどうなんだろ？


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

劇団の興亡・・・。


方丈記ではないが・・・
「ゆく川の流れは絶えずしてもとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたはかつ消え，かつ結びて久しくとどまりたる例なし。」


出来ては消え、また出来る。


仕方ないのか、統廃合。


オレはこの劇団における継続性と連携を求め、過密なまでの計画を考えた。


・・・勘違いだったのかな？
俺の誘いによって集った仲間。
梁山泊に結集する個性豊かな豪傑達のような存在。

彼らとイイモノを作れたら楽しいな。
そしてまた共感して集う仲間。
広がる和。


それの維持ではダメなのか？
・・・出会っては別れ、そして意気投合し出会う。
必要なのか・・・？

劇団を渡り歩くのが嫌で作った劇団。
共に同じモノを見ながら頑張れる仲間であって欲しい。
そう願うのは・・・エゴか？


わからないや・・・。
あなた方とヤルのが楽しい。
アナタと上を目指したい！
それじゃぁ、ダメか？


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


「主宰とキャストと演出家」


今まで好きな芝居を好きなように楽しんできたオレ。

それが何を間違ったか・・・主宰。
脚本書いて、演出して・・・。


夜、上記の友人Kさんと電話。

主宰と演出家の立場の難しさを語る。


ドチラも劇団にとって絶対な存在。
ただ、劇団員に対するポジションが違う。


主宰は劇団の中心。
和を築くために、気遣いな日々。

演出家は舞台の引率者。
イイモノを作るために妥協せず、時に厳しく檄を飛ばす。


この二つの顔を同時にこなすことは重荷。

今まで演出に専念出来たのは主宰の意識がなかったから。


今は違う・・・。
同時に常に四つのことを考えながら稽古している。


主宰に専念しすぎて、舞台が見劣るなら・・・演出家に専念する。

甘かった・・・。
次回からは闘将復活で。

演出プランの説明は済んでいる。
それでも出来ないなら厳しく言うよ。

だって、アナタの演技から何も伝わってこないんだから。脚本の意図を伝えるどころではないから。

アナタのイメージは、・・・ある意味ドウでもイイ。
役が舞台で見えるかどうかだよ。

やりたいようにやるだけなら演出はいらない。


大切なキャスト。
だから・・・大事にしすぎた。
そしたらオレのポリシーは消えた。

本末転倒・・・。

大切だから怒鳴るんだ。
出来て欲しいから、要求するんだ。

・・・それでも無理なら。

泣いて馬謖を斬る・・・よ。


オレの一部の感情のために「空路。」は壊せないから。


あ〜あ、辛い立場。
キャスト専念でやってた方が楽しかったな。

でも、もう戻れない。
戻るきないし・・・。


オレ頑張るよ。だからみんなヨロシクな。

だって、演劇は一人でヤルモノではないから。
みんなで作り上げるモノだから。


取りあえず、k兄貴と長老に演出家の心構えをもう一度たたき込んで貰うよ。

近々、kさんと会合・・・。

スタジオ稽古。

事件発生・・・、予期せぬ事態に。
ナントカするさ・・・。


稽古に専念。
照明練習させながら、キャストは立ち稽古。
動きの確認。

ダメじゃん、オレ・・・。
予期せぬ事態に対する切り替えが遅い。
コレがオレの最大の欠点。

計画を綿密に立てる性格。
イレギュラーに対する反応の鈍さ。

それを回避するためにアバウトに振る舞う。
それを指摘され、ちゃんと計画を立てるよう促される。

まいった・・・。
稽古後、少林山達磨寺へお参り。
ダルマ市でダルマ買う。

仲間4人で参拝。

願うことは一つ？
オレの幸せ・・・。　（まじ？


・・・公演の成功に決まってるじゃないですか。（汗


チョコバナナ、大判焼き、ミカン飴を食す方々。
女の子って、・・・年に関係なく屋台で興味惹かれるモノ同じ？


我は串焼き、牛すじ煮、きりたんぽ焼き。


スゴイ食い合わせ・・・。


微妙なモノ・・・。
綿菓子の袋、・・・実写なセーラームーン。
コワイよ・・・。


でかすぎのタコが入ったたこ焼きも実は食いにくいんだよね。


まーいい、がんばろっと。

とはいえ・・・キャスト二人によるクラッシックバレーレッスン。
ダレカのための抜き練ぽかったが・・・。
個人レッスン？
アナタが楽しそうなのが何よりです。


・・・見てろよ、オレも夏までにはガンガン舞うからよ。
熊川哲也もビックリだぜ！　（まじ？
・・・ダンスシューズ買います。


ウチの劇団と他劇団掛け持ちの二人組が・・・。
あ〜あ、決断しちゃった。

しかも引き留めないって・・・。
その演出家は馬鹿？


事の重大さに気がついていない。
優秀なコンビですぜ♪


まぁ、オレにはラッキー。

責任持って大きく育て上げます。

明日からガンガン鍛えるから覚悟して置いてね☆
振り付けの姫に・・・「なんかあった？」と言われる。
別に・・・。

「幸せそうよ？」


どちらかと言うとまだ満たされてませんが？


あ・・・、復活しました。
去年がイレギュラー。


なんかようやく安心されたみたい。
心配掛けました。

今のオレは単勝勝負できますよ。（意味不明
助力頂ける期待、裏切りません。
必ず成果を見せます。

未知数な奴らの面倒、今後ともヨロシクです。
気合い入れていくぜ！

朝起きたら、脚本を書き直したくなった。
とりあえず・・・メールしてから。
書き直しに入る。
午後、「客観」を求め検閲を入れる。


・・・よし。


で、変更により被害の出たキャストに知らせる。
夜、今後の稽古日程決定。

・・・過酷だね。


でも、あと二ヶ月だしね。


さて、やろうか。


決断は早めに・・・。　（なにが？


♪よ〜くかんがえよ〜、見切りは大事だよ〜。


・・・あ、オレもか。
だってさ、捷井君・・・。